コバギボウシ (小葉擬宝珠、キジカクシ科)--- Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram ---

コバギボウシ(小葉擬宝珠、キジカクシ科)
 庭などでも栽培されるギボウシです。国内には。オオバギボウシなど20種程が知られているそうです。山地を歩いていると、時々、見かけます。
 本種は、「小葉」が示す通り、葉が小さいと説明されています。実際には、小さいというより、狭い(細い)ということではないかと思います。
 園芸流通しているギボウシは観葉植物として扱われており、葉の色や形状、模様の変化が豊富です。こうした園芸品種は、江戸時代後半から盛んに交配されたことに由来するもので、数多く作出されて、国内のみならず、海外でも珍重されているそうです。
 因みに、本種は葉が目立たないので、積極的に交配に利用されたとは思えない姿をしています。
千葉県山武市 2028年8月23日

キジカクシ科 ギボウシ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草
標準和名 コバギボウシ 漢字表記 小葉擬宝珠
学名/栽培品種名 Hosta sieboldii (Paxton) J.W.Ingram RDB
花期 夏:7~9月 結実期
原産地 日本 備考 草丈は、30~50cm程度。
国内分布 北海道、本州、四国、九州までの広い地域に分布する。
自生環境 日当たりの良い湿った草原や湿原に自生する。
補 足 ギボウシ(擬宝珠)とは、橋の欄干につける装飾品を意味する。蕾が、この擬宝珠に似ているという。同族のオオバギボウシと比べて、小さい葉を持つとされる。

コバギボウシ(小葉擬宝珠、キジカクシ科) コバギボウシ(小葉擬宝珠、キジカクシ科) コバギボウシ(小葉擬宝珠、キジカクシ科)
葉の幅が広いギボウシをイメージしますが、それらは、所謂、観葉植物であり、本種と比較すると、花についてはソックリです
千葉県山武市 2028年8月23日

(つぶやきの棚)徒然草


 (2025/09/02) Latest Update 2025/09/02 [540KB]


あなたは2001年3月20日から Counter 人目のお客様です
Thank you ! (^^*) © Copyright 2001-2025 NYAN All Rights Reserved
ページのトップへ戻る