ナンテン
(南天、メギ科)---
Nandina domestica
Thunb. ---
夏にかわいらしい小さな花を咲かせます(追って、追加します)。
2008年の写真はご近所の庭で撮影したものでしたが、その後更地となり、買い手が付いて、現在は庭のない新しい家が立っています。基本的には常緑低木という部類ですが、比較的に樹高が高い方でした。
2022年の写真は、実は拙宅の狭い庭で撮影したものです。いつの間にかかなり大きな樹となると同時に、株元から次々と新しい幹が出て叢生する性質があるため、どんどん庭が狭くなっていました。今年、家の屋根と外壁をリフォームした際に、家を周回させた足場を利用して丈を詰め、大幅に幹を減らしてスリム化しました。すっきりしました。
撮影 : 千葉県船橋市 2008年12月5日
科 |
メギ科 |
属 |
ナンテン属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
常緑低木 |
標準和名 |
ナンテン |
漢字表記 |
南天 |
学名/栽培品種名 |
Nandina domestica Thunb. |
RDB |
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花期 |
初夏:5~6月 |
結実期 |
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原産地 |
中国 |
備考 |
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国内分布 |
渡来種、各地で栽培されている(茨木県以西との情報があるが、信憑性について疑問)。 |
自生環境 |
原産地の自制環境については情報が見つからない。 |
補 足 |
低木と言われますが、4~5mになることもある。特徴のある葉は互生し、3回3出羽状複葉。晩秋には赤い実をつけ、常緑と言われますが、実際には紅葉します。縁起物として庭木にされ、果実、葉、根はそれぞれ生薬として利用される。 |
想定外に丈が高くなり、たくさんの果実を付けます。親樹も叢生しますが、こぼれた果実から実生苗が出て増えます。
千葉県船橋市 2008年12月5日
千葉県船橋市 2025年6月12日
千葉県船橋市 2022年12月18日