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トサミズキ(土佐水木、マンサク科) | バトンタッチ寸前の姿 | (つぶやきの棚)徒然草 |
このツノが出ている奇妙な物体は、いったい何でしょうか。いきなり、この姿に出逢ったら、普通では分からないですよね。たまたま、この姿の写真を目にしていたので、見当が付いたのです。これはトサミズキの蒴果の「その後」といったところでしょうか。 二個の黒い種子は落下してしまったものと思われます。そして、良く見ると、既に冬芽が膨らんでいました。なにしろ、三月早々には、先駆けの黄色い花が咲き出すのですから、それはもう当然ですよね。枝から垂れ下がるように花が咲き、その後、独特な「折り目」が着いたような大きな葉が展開して、ぷっくらした果実が膨らみます。真冬の、こんな姿も含めて、一年中、多彩な姿を見せてくれる植物ですね。 |
2024/01/29 |