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フサスギナ(房杉菜、トクサ科) | 合理的形態の希少種 | (つぶやきの棚)徒然草 |
この撮影地には、短い旅程に2回出向いていますが、実は立ち寄る予定はなかったのです。暑かった初日、ソフトクリームを買った売店で入手した観光ガイドをホテルで眺めていて、雨になった翌日の夕方、晴れたので立ち寄ってみました。なんと、この日、フサスギナに気付いていません。 その夜に再度観光ガイドを読むと、写真はないのですが、「氷河期の生き残りで希少な植物がある」と書いてありました。ふ~む、「房」と「スギナ」というキィワードに触れる映像が頭の端っこに残っています。翌朝早々に出掛けると、それは、すぐ見つかりました。なんですか、これ?ツクシンボウとスギナが一体化しています。胞子茎と栄養茎の両方を兼ねているのだそうです。考えてみると、この形態の方が、むしろ合理的かも知れません。 |
2024/06/22 |