|
|
ウド(独活、ウコギ科) | まん丸で白っぽい花 | (つぶやきの棚)徒然草 |
冬に咲いているヤツデの花に似ていますよね。調べて納得したのですが、同じウコギ科でした。ともに大型の植物ですが、ヤツデは木本、一方、ウドは多年草なので、毎年、地上部が枯れます。あそこまで大きくなった上で枯れるのですから、エネルギー効率は悪い感じでしょうか。 太陽に当たると堅くなってしまうので、旬としては春の若芽を「山うど」として食します。実際には、土を盛って日光をさえぎる「軟化栽培」によって収穫できる期間を延ばしているのだそうです。一方、真っ白いウドを見かけますが、あれは地下3mぐらいまで掘った「室(むろ)」と呼ばれる土中で、地下栽培(軟白栽培)を行って育てたものです。「東京うど」が有名ですが、まぁ、野草好きには余り関係がない情報ながら、おもしろいですね。 |
2024/07/27 |