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ヤブラン(藪蘭、キジカクシ科)
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ヤブラン(藪蘭、キジカクシ科) 剥き出しの種子が膨らむ (つぶやきの棚)徒然草
 湿地をノンビリ歩いている時のことです。緑色の細長い葉っぱを持つ、かなり大きな株となった植物を見かけました。その葉っぱはシュンランを一回り大きくした外観で、濃い緑色、葉質は堅い印象です。ところどころから、淡い象牙色の花茎が立ち上がっていました。
 やはり、緑色の丸い果実が見えます。なんだか、見覚えがありました。これは、どうやら、ヤブランのようです。ところが、多くの資料で「果実」との説明ではなく、いきなり「種子」という言葉が使われていました。どういうこと?!実は、球形で果実に見えていた物体は、なんと、胚珠が露出しているのだそうです。一般に胚珠は子房に包まれて育ち、その子房は果実になる訳ですが、ヤブランの場合、胚珠が子房の壁を破ってしまうのです。

2024/11/23 HOME

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