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ワタ属(綿属、アオイ科)
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ワタ属(綿属、アオイ科) 無骨な鎧をまとう実 (つぶやきの棚)徒然草
 こうして実が弾けて、ふっくらとした白い塊ができていると、確かに「綿」だなぁと実感しますね。でも、夏の終わりに咲いている大きな花は、黄色いハイビスカスにしか見えません。ムクゲやオクラの花もそうですが、同じアオイ科の華やかさがあります。
 花が終わり、膨らんだ果実は堅い殻に覆われた「無骨な鎧」をまとっていて、まるで棘が生えているような姿です。これを手摘みにしていたら、皮膚が大変なことになるでしょうね。かつて、アメリカ南部の奴隷が綿花栽培に従事させられていた歴史が頭に浮かび、最近なら、新疆ウイグル自治区における「労働訓練」という名の強制労働が脳裏をよぎります。前者は19世紀末の南北戦争時代の話で、後者は現在に続く21世紀の話です。

2024/12/13 HOME

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