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ハナミズキ(花水木、ミズキ科) | 「擬宝珠」のような形状 | (つぶやきの棚)徒然草 |
細い枝先に、奇妙なとんがり帽子がいっぱい見えています。橋の欄干や寺院の階段にあるをしていますね。この形状は、もう頭に染みついてしまいました。一年中、楽しく観察できる貴重な存在、ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)の冬芽です。 一般に、冬芽には、先々、花になる「花芽」と、葉になる「葉芽」、両方の意味を持つ「混芽」があるのですが、葉芽が小さいハナミズキの場合、この季節は花芽ばかりが目立ちます。近縁種であるヤマボウシと比較すると、基本構造は同じなのですが、形状が違うそうです。ハナミズキの場合、越冬前に「総苞片」と呼ばれる皮のような器官の内側で、将来、花序になる部分が発達し始めるので、膨らむということらしいのです。 |
2025/02/09 | ハナミズキの開花は、桜がピークを越えた頃ですから、この姿で過ごす期間が長いですね。 | ![]() |