ハナミズキ
(花水木、ミズキ科)---
Cornus florida
L. ---
街路樹として、あちこちで目に付くようになりました。アメリカハナミズキの別名を持つミズキ科のハナミズキです。当時の東京市長がワシントン市へ桜を寄贈した返礼として贈られて普及したそうです。
花弁のようにヒラヒラしているのは「総苞」と呼ばれるもので、花の本体は中心部にある黄碧色の小さな部分です。白い花と赤い花、それから中間のピンクの花が見られます。
撮影 : 千葉県八千代市 2008年5月6日
科 |
ミズキ科 |
属 |
ミズキ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
落葉高木 |
標準和名 |
ハナミズキ |
漢字表記 |
花水木 |
学名/栽培品種名 |
Cornus florida |
RDB |
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花期 |
春:4~5月 |
結実期 |
秋:9~11月 |
原産地 |
北アメリカ |
備考 |
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国内分布 |
全国で栽培されている。 |
自生環境 |
庭木、街路樹として普通に見られる。 |
補 足 |
別名:アメリカヤマボウシ、英名:Flowering dogwood、*(旧)Benthamidia florida |
青々とした葉が街路樹向けです。
総苞は先が丸くて、切れ込みはあります。
千葉県船橋市 2011年5月25日
千葉県船橋市 2012年10月26日
千葉県船橋市 2008年11月1日
花びらに見える総苞が薄紅色で、葉が大きめ、個体差があるのでしょうか!
千葉県八千代市 2008年5月6日
千葉県船橋市 2010年4月30日
千葉県八千代市 2009年4月28日
総苞の様子が少し小さめで、色合いが黄色っぽいですね。ヤマボウシに近い印象です。
長野県松本市 2018年4月28日
紅葉していた葉が落ちて、冬芽姿になりました。
千葉県船橋市 2021年11月20日
日本に自生するヤマボウシの兄弟分に当たります。花に見える総苞の先端が尖っているのがハナミズキですから、花が見える位置なら、区別できることでしょう。