シナマンサク (支那満作、マンサク科)--- Hmamelis mollis Oliv. ---

シナマンサク(支那満作、マンサク科)
 シナマンサク(支那満作)という漢字の名前が示す通り、中国原産の渡来種です。日本固有種とされるマンサク(満作)によく似ており、その違いを説明するという主旨の資料が多いようですね。ありがたいことです。
 その説明で比較されているのは、シナマンサクの方が開花時期が早いこと、前年の葉が枯葉となって残っていることが多いこと、葉裏や葉柄に綿毛が密生することなどです。花の色合いにも違いがあるとされますが、個体差がでしょうですね。
撮影 : 千葉県佐倉市 2022年2月27日

マンサク科 マンサク属
分類体系 APG 属性(生活型) 落葉低木~小高木
標準和名 シナマンサク 漢字表記 支那満作
学名/栽培品種名 Hamamelis mollis Oliv. RDB
花期 冬:1~3月 結実期
原産地 中国 備考
国内分布 園芸栽培されている。
自生環境 山地。渡来園芸種。
補 足 高さ2~8メートルになる落葉小高木。マンサクに似るが、シナマンサクの方が開花時期が早く、前年の葉が枯葉となって残っていることが多い。葉裏や葉柄に綿毛が密生する。

シナマンサク(支那満作、マンサク科) シナマンサク(支那満作、マンサク科)
花中央が赤みを帯び、花基部には綿毛が密生している
シナマンサク(支那満作、マンサク科) シナマンサク(支那満作、マンサク科)
樹高は2~8m程度とのこと! 
シナマンサク(支那満作、マンサク科)
千葉県佐倉市 2022年2月27日

ベニバナマンサク、ニシキマンサク、マルバマンサク、トキワマンサクなど形状が微妙に異なる仲間があるようです。マンサクとシナマンサクなど、交配種もあるとの情報であり、区別は難しくなる傾向なのでしょうね。

シナマンサク(支那満作、マンサク科) シナマンサク(支那満作、マンサク科)
昨年の枯葉がそのまま、コートを着ているような風情に見える
千葉県佐倉市 2023年2月12日

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 (2022/02/28) Latest Update 2024/11/12 [1.0MB]


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