ヤツデ
(八手、ウコギ科)---
Fatsia japonica
(Thunb.) Decne. et Planch. ---
花花がおとなしくなってしまう初冬から正月辺りまで、それまで目立たなかったヤツデに華やかな花が咲きます。まぁ、それでも余り気が付かれないままになってしまうことが多いのですが、少ないチャンスを捉えて、蜂などの冬でも動きまわる昆虫たちが集まってきます。
大きな8枚の団扇のような葉が縁起物として扱われ、丈夫ですので、庭の北東側などに植えられることが多いようです。
撮影 : 千葉県船橋市 2009年1月7日
科 |
ウコギ科 |
属 |
ヤツデ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
常緑低木 |
標準和名 |
ヤツデ |
漢字表記 |
八つ手 |
学名/栽培品種名 |
Fatsia japonica (Thunb.) Decne. et Planch. |
RDB |
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花期 |
冬:11~1月 |
結実期 |
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原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
茨城県以西の太平洋側、四国、九州および沖縄に分布する。 |
自生環境 |
元来は、暖地の海岸近くの疎林など自生するが、栽培品の野生化が進む、広い環境で見られる。 |
補 足 |
別名:テングノウチワ。縁起物として、よく庭木に利用される。 |
淡い褐色の花が空に映えていますね
樹高は意外なほどに高く、全体に大きくなります
千葉県船橋市 2009年1月7日
春から秋まではとても目立たない存在です。厚着をして歩くようになる頃、蕾がひゅっと伸びて、少し派手な花を咲かせます。多数の小さい花が集まって散形花序を構成します。
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