スジグロカバマダラ ~鮮やかな樺色(オレンジ色)のマダラチョウ~
スジグロカバマダラ
撮影地 : 沖縄県石垣市(竹富島) 撮影日 : 2007年4月13日
分 類 チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科
学 名 Salatura (Danaus) genutia Cramer
和 名 スジグロカバマダラ (筋黒樺斑)
概 説 竹富島を自転車で走り回っていた時、いろいろな蝶を見かけました。その一つがスジグロカバマダラです。樺色(かばいろ)、つまり、オレンジ色が目立つ蝶です。
全体の印象は、渡りをする蝶として知られているアサギマダラに良く似ています。胴体の筋模様などは、そっくりですね。集団で花に群がる姿をよく見かけるのだそうです。
分 布 先島諸島、宮古諸島以南で見られる。
雌 雄 ほぼ同型(似ている) *オスには性標と呼ばれる模様(後翅中央部に丸い模様)が入る。
大きさ (前翅長)35~43mm、(開帳)約70~80mm
食 草 ガガイモ科(リュウキュウガシワ、アマミイケマなど)。
世 代 多化性(通年)
越冬態 通年見られる。
その他 マダラチョウ科と覚えていたのですが、タテハチョウ科マダラチョウ亜科と記載されていました。分類が変わったのかも知れません。
良く似ているとされるカバマダラ(Anosia chrysippus)には黒い筋模様がない。生息数はスジグロカバマダラの方が多い。
白い花(タチアワユキセンダングサなど)を好んで群生する性質で、黄色い花にはまったく飛んで来ないとされる。

スジグロカバマダラ
スジグロカバマダラ
スジグロカバマダラ
翅を立てて吸蜜するので、タテハチョウ(科)と呼ばれる。
シロオビアゲハ
近くにシロオビアゲハなども群れをなして飛んでいた。
撮影地 : 沖縄県石垣市(竹富島) 撮影日 : 2007年4月13日

 (2023/01/12) Latest Update 2024/03/06 [700KB]


ページのトップへ戻る