| 分 類 | チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ族 |
|---|---|
| 学 名 | Salatura (Danaus) genutia Cramer |
| 和 名 | スジグロカバマダラ (筋黒樺斑) |
| 概 説 |
竹富島を自転車で走り回っていた時、いろいろな蝶を見かけました。その一つがスジグロカバマダラです。樺色(かばいろ)、つまり、オレンジ色が目立つ蝶です。 全体の印象は、渡りをする蝶として知られているアサギマダラに良く似ています。胴体の筋模様などは、そっくりですね。集団で花に群がる姿をよく見かけるのだそうです。 |
| 分 布 | 先島諸島、宮古諸島以南で見られる。 |
| 雌 雄 | ほぼ同型(似ている) *オスには性標と呼ばれる模様(後翅中央部に丸い模様)が入る。 |
| 大きさ | (前翅長)35~43mm、(開帳)約70~80mm |
| 食 草 | ガガイモ科(リュウキュウガシワ、アマミイケマなど)。 |
| 世 代 | 多化性(通年) |
| 越冬態 | 通年見られる。 |
| その他 |
マダラチョウ科と覚えていたのですが、タテハチョウ科マダラチョウ亜科と記載されていました。分類が変わったのかも知れません。 良く似ているとされるカバマダラ(Anosia chrysippus)には黒い筋模様がない。生息数はスジグロカバマダラの方が多い。 白い花(タチアワユキセンダングサなど)を好んで群生する性質で、黄色い花にはまったく飛んで来ないとされる。 |
