四季の山野草@(花の写真館)  更新 2018/07/22 - 238 -

ヤマエンゴサク(ケマンソウ科)--- Corydalis lineariloba ---

  (近縁種)エゾエンゴサク ジロボウエンゴサク ミチノクエンゴサク  
ヤマエンゴサク(ケマンソウ科)
 以前はケシ科に分類されていたヤマエンゴサクです。花の色は青紫色から紅紫色まで幅があるようです。分布は本州、四国および九州までの広い地域に自生しています。漢字では「延胡索」という見慣れない文字列ですが、生薬の一種を指し示す言葉です。鎮痙、鎮痛作用などがあって、安中散、牛膝散などの漢方方剤に配合される中国の植物(近縁種)に由来します。基本的に有毒植物ですので留意が必要です。
撮影 : 新潟県村上市 2006/05/03

科/属 ケマンソウ科/キケマン属 属性(生活型) 多年草
標準和名 ヤマエンゴサク 漢字表記 山延胡索
学 名 Corydalis lineariloba Siebold et Zucc. RDB
開花期 春:4~5月 結実期
原産地 日本 国内分布 本州、四国および九州地方に分布する。海外では朝鮮半島、中国東北部に分布する。
自生環境 山地の湿った林床、林縁部に自生する。
補 足 早春に花をつけて、結実すると地上部が消えてしまうスプリングエフェメラルの一種。よく似た近縁種とは苞葉の形状(掌、鳥の足状に切れ込む)で区別することができる。

ヤマエンゴサク(ケマンソウ科) ヤマエンゴサク(ケマンソウ科)
撮影 : 群馬県前橋市 2002/04/21 撮影 : 東京都八王子市 2001/04/15
ヤマエンゴサク(ケマンソウ科) ヤマエンゴサク(ケマンソウ科)
花茎の付け根にある「苞葉」が鳥の足のように切れ込み、よく似た近縁種との区別するそうです
撮影 : 東京都八王子市 2005/04/17
ヤマエンゴサク(ケマンソウ科)
湿り気のある林下や林縁に多いが、明るい斜面にも自生していた
撮影 : 新潟県村上市 2006/05/03
 エンゴサクは「延胡索」を和風に読んだもの。葉は2回3出複葉で、見た目はかわいらしいイメージだと思います。


(2013/10/22) Latest Update 2014/05/02 [350KB]








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