ヤマエンゴサク (山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科)--- Corydalis lineariloba Siebold et Zucc. ---

ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科)
 以前はケシ科に分類されていたヤマエンゴサクです。花の色は青紫色から紅紫色まで幅があるようです。分布は本州、四国および九州までの広い地域に自生しています。漢字では「延胡索」という見慣れない文字列ですが、生薬の一種を指し示す言葉です。鎮痙、鎮痛作用などがあって、安中散、牛膝散などの漢方方剤に配合される中国の植物(近縁種)に由来します。基本的に有毒植物ですので留意が必要です。
撮影 : 新潟県村上市 2006年5月3日
過去、独立したケシ目ケマンソウ科( Fumariaceae )とされていたが、変遷を経て、APGⅢでケシ目ケシ科の亜科の一つケマンソウ亜科とされた。
 例)エゾエンゴサク:ケシ科(ケマンソウ亜科)キケマン属( Corydalis )、コマクサ:ケシ科(ケマンソウ亜科)コマクサ属( Dicentra

ケシ科 キケマン属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草
標準和名 ヤマエンゴサク 漢字表記 山延胡索
学名/栽培品種名 Corydalis lineariloba Siebold et Zucc. RDB
花期 春:4~5月 結実期
原産地 日本 備考
国内分布 本州、四国および九州地方に分布する。海外では朝鮮半島、中国東北部に分布する。
自生環境 山地の湿った林床、林縁部に自生する。
補 足 早春に花をつけて、結実すると地上部が消えてしまうスプリングエフェメラルの一種。よく似た近縁種とは苞葉の形状(掌、鳥の足状に切れ込む)で区別することができる。

ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科) ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科)
群馬県前橋市 2002年4月21日 東京都八王子市 2001年4月15日
ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科) ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科)
花茎の付け根にある「苞葉」が鳥の足のように切れ込み、よく似た近縁種との区別するそうです
東京都八王子市 2005年4月17日

ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科)
湿り気のある林下や林縁に多いが、明るい斜面にも自生していた
新潟県村上市 2006年5月3日
「エンゴサク」とは漢方(中国語)の「延胡索」を和風に読んだものです。その葉は2回3出複葉で、見た目はかわいらしいイメージだと思います。

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花の色に変化があり、淡い青紫色から紅紫色まで幅がありますが、同じ場所で混在しています
広島都庄原市 2007年4月26日

ヤマエンゴサク(山延胡索、ケマンソウ科→ケシ科)
比較的多くの花がまとまって咲いており、ほぼ真上から陽光を受けてきれいでした
群馬県 2022年4月25日

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 (2013/10/22) Latest Update 2022/10/24 [1.11MB]


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