ヒュウガミズキ (日向水木、マンサク科)--- Corylopsis sinensis Siebold et Zucc. ---

ヒュウガミズキ(日向水木、マンサク科)
 冬の終わりに咲くマンサク科の落葉樹です。同属に大きめのトサミズキ、外来種のシナミズキをよく見かけます。それぞれ、良く似ていますね。
 ヒュウガミズキは、ひとつの穂状花序にせいぜい2~3個しか花が付きません。学名(種小名)の sinensis は「少なめの花」を意味するそうです。
撮影 : 千葉県千葉市 2016年3月29日

マンサク科 トサミズキ属
分類体系 APG 属性(生活型) 落葉低木
標準和名 ヒュウガミズキ 漢字表記 日向水木
学名/栽培品種名 Corylopsis pauciflora Siebold et Zucc. RDB
花期 冬:3~4月 結実期 秋:10~11月
原産地 日本 備考
国内分布 石川県から兵庫県(日本海側)、高知県に分布する。海外では台湾に分布する。
自生環境 日当たりのよい場所を好み、湿り気のある深い壌土質に多い。
補 足 ミズキ科ではなく、マンサク科の植物。高さ1~2メートルになる落葉低木。乾燥を嫌う。1から3個の花序が出る。宮崎県に自生するとする資料と、自生しないとする資料が混在する。

ヒュウガミズキ(日向水木、マンサク科)
撮影 : 千葉県千葉市 2016年3月29日

日向という名前から、宮崎県に多いのかと思われがちですが、どうやら、そのようなことはないのだそうです。
 一説ですが、例の明智日向守光秀(みつひで)の所領だった丹波地方に多く植栽されていた話があるようです。ただ、明確な話ではないようです。

 (2024/03/21) Latest Update 2024/03/23 [370KB]


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