撮影地 : 千葉県(植栽) 撮影日 : 2004年4月24日
学 名 |
Epimedium diphyllum (C.Morren et Decne.) Lodd. ex Graham Published in: Bot. Mag. 57: T. 3448 (1835) |
概 説 |
花にイカリソウの特徴である長い距が見えず、梅のような咲き方をするのでバイカ(梅花)イカリソウと呼ばれる。根生して、草丈は10~20cm程。 |
分 布 |
主な分布は近畿以西、九州地方、四国・中国地方(日本固有種)。 |
花 |
花は白く、小さくて繊細なイメージがあり、下向きに咲く。 |
葉 |
根生葉は1~2回2出複葉、小葉は歪んだ卵形または楕円形で、先端は尖らない。葉縁の毛はないか、極めて少なく、裏面の毛も少ない。 |
その他 |
日本のイカリソウには多くの中間型(雑種)が認められている。「日本のイカリソウ(鈴木和雄著)」によると、それら中間型をまとめた型の一型(clon)に、牧野富太郎氏がシロバナウメザキイカリソウ(E. x youngianum α. typicum Makino, 1909)と命名したという記載がある。 |
撮影地 : 兵庫県神戸市(植栽) 撮影日 : 2022年4月20日
花も葉も、全体に草丈が伸びず、小柄な姿で密生しています。少し標高が高い場所なので、こんな風に育っているのでしょうか。とても cute な印象でした。
節の周辺に白い毛が生えていました。シンボルとも言える「碇」、つまり長い距が見られず、梅のようなシンプルな形状です。
撮影地 : 長崎県雲仙市 撮影日 : 2023年4月20日
広島北部の山中でバイカイカリソウが咲いている姿を見ることができました。葉と花の大きさがアンバランスですね。花茎もひょろっとしています。栽培品とはイメージが違うものですね。それから葉の色ですが、きれいな緑色だけではなく、全体に茶色のものと臙脂色の覆輪があるものが見られました。もしかしたら、時期によって色が変わるのかも知れません。
撮影地 : 首都圏 撮影日 : 2021年4月23日
ここは首都圏の自然公園ですが、バイカイカリソウが咲いているとは思わず、「木漏れ日に咲く白い花!」ぐらいの感覚で軽く撮影していました。どういう経緯で、ここに咲いているのでしょうね。
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