イカリソウは病気にも強く、水遣りと施肥を適正に実施しますと、春から秋にかけて盛んに増殖して株を大きくします。根が鉢一杯に張って水捌けを悪くしますので、植え替えが必要になります。ですから、ふやし方としては株分けが有効ですが、実生による方法も比較的容易な方だと評価されているようです。
実生による場合、(受粉した)花が終わって約1ケ月程度で結実しますので、採取して取り播きします。播種以後の措置は他の植物と大きな違いはありません。覆土は2~3mm、下から灌水して、半日陰で土が乾かないように管理しましょう。翌春、小さな細長い葉が出ます。本葉が出る初夏に定植します。花が見られるまでに数年を要しますので、気の短い方には株分けがお薦めです(^・^)!交配に挑戦しようというような方は、頑固な程に気長でなければダメなんでしょうね。自信のある方は是非お試し下さい。私には絶対無理ですので、皆さんの努力の結晶を是非分けていただきたいな、なぁんて(^^;)。
株が順調に育ちましたら、晩秋に株分けをします。根が丈夫ですので、刃物を使って切り離す時には、ケガをしないように注意して下さい。手順や用土は植え替えと同様です。美しい品種をドンドン増やして是非分けていただきたい(゚゜)\バキ☆。
土壌調整目的で植え替え (2000年5月4日撮影) 2年目 : 新芽が見える |
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(1999/08/31) Latest Update 2024/08/19