学 名 | Epimedium sulfurea |
---|---|
(異名)Epimedium x sulphureum C.Morren Published in: Ann. Soc. Roy. Agric. Gand 5: 92 (1849) | |
(異名)Epimedium x versicolor 'Sulphureum' Published in: Belgique Hort. 4: 54 (1854) | |
概 説 |
国内に資料を求めても出てこないので、海外のデータベースを探っているが、その表現もいろいろ見られる。 比較的信頼できる情報源に拠ると、'artificial hybrid'、つまり、人口交配種であり、その交配親については、'E. grandiflorum'と'E. pinnatum subsp. colchicum'と説明されていた。ただし、シノニムが多く紹介されている。 |
分 布 | 両親の分布を調べると、E. grandiflorumは、国内にも自生する広義のイカリソウを指す学名であり、日本、欧州、北米大陸、南半球からも自生報告がある。もう一方のE. pinnatumは、欧州から地中海沿岸などから報告があり、特に花の色合いについては、後者から遺伝したものと推察できる。 |
花 | 花弁は小さくて、クリームイエロー(硫黄色)。距は短く、萼と同じ淡い硫黄色。 |
葉 | 葉は(半)常緑。緑色で、赤みを帯びる傾向がある。形状は歪な卵形。 |
その他 | 園芸流通しているが、具体的な説明は多くない。誤って、キバナイカリソウとして扱われているケースが多くなっているので注意されたい。 |