ヤマハギ
(マメ科)---
Lespedeza bicolor
Turcz.---
ヤマハギはマメ科ハギ属で、秋の七草の一つはこの種だと説明されています。山野で普通に見られるとのことですが、首都圏では実態を確認はできません。それなりに個体数があって、分布域が広いと言われます。
実によく似ているミヤギノハギとの区別について、花では判断できそうにありませんが、葉について、ヤマハギの方が少し小さめで、先端が丸く、ミヤギノハギの方が枝を長くしなるように伸ばして、地面についてしまいそうな程に伸長すると言われます。実際に見ても、それはよく分かりましたので、参考になりそうです。
撮影 : 千葉県市川市 2025年9月14日
科 |
マメ科 |
属 |
ハギ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
落葉低木 |
標準和名 |
ヤマハギ |
漢字表記 |
山萩 |
学名/栽培品種名 |
Lespedeza bicolor Turcz. |
RDB |
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花期 |
夏:7~10月 |
結実期 |
秋:10~11月 |
原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシアに分布する。 |
自生環境 |
林縁、草地などに自生する。 |
補 足 |
秋の七草の1つとされるのは本種と言われる。単に萩という場合、ヤマハギを指すことが多い。個体数が多いヤマハギとミヤギノハギの違いは小さくて、葉の先端の形状や、枝の様子などが挙げられる。 |
如何にもマメ科の植物という長い総状花序は「蝶形花」と表現されることが多いようです
撮影 : 千葉県市川市 2025年9月14日
ミヤギノハギ 千葉県市川市 2025年10月5日
ヤマハギ 千葉県佐倉市 2025年9月14日