キンモクセイ(金木犀)
(モクセイ科)---
Osmanthus fragrans
var. aurantiacus ---
金木犀は銀木犀の変種だそうです。雌雄異株ですが、日本には中国から雄株しか導入されなかったとされ、結実しません。従って、挿し木で殖やしてきたのだそうです。日本にあるほとんどの金木犀は栄養増殖したクローンだということですね。
強くて甘い芳香があり、約1週間程度も街角に漂っていますね。この木の小さな花をにおい袋に入れて持ち歩いたのは、なかなか雅な習慣ではないでしょうか。
撮影 : 千葉県習志野市 2007年9月21日
科 |
モクセイ科 |
属 |
モクセイ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
常緑小高木 |
標準和名 |
キンモクセイ |
漢字表記 |
金木犀 |
学名/栽培品種名 |
Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino |
RDB |
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花期 |
秋:10月 |
結実期 |
雄株のみで結実しない |
原産地 |
中国南部 |
備考 |
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国内分布 |
中国南部が原産で、古い時代(江戸時代)に渡来した。全国で栽培されている。 |
自生環境 |
庭木として普通に見られる。 |
補 足 |
芳香が強く、珍重される。雌雄異株の樹木だが、日本には雄株しか入って来なかったと言われ、結果として一般には結実しない。 |
比較的強いオレンジ色をしています
かなり大きな株になるようです
撮影 : 千葉県佐倉市 2005年10月7日
強い芳香を放ち続けた後、運良く雨を免れ、花を散らして役目を迎えていくのです
撮影 : 千葉県船橋市 2001年10月6日
小さな突起状の蕾を見つけてから、ほんの数日で輝くように咲き出しました
撮影 : 千葉県船橋市 2011年10月3日
こんな感じで花が付きます
珍しく花のアップを撮ってみました
撮影 : 千葉県八千代市 2012年10月6日
いよいよ、花期のピークを迎えました
怒涛のように押し寄せる波のようです
撮影 : 千葉県船橋市 2012年10月19日
台風一過、やっと晴れた日の一気に花が咲き、太陽光を受けて輝くようです
撮影 : 千葉県船橋市 2012年10月19日