オドリコソウ
(踊り子草、シソ科)---
Lamium album
L. var.
barbatum
(Siebold et Zucc.) Franch. et Sav. ---
花の形が笠をかぶった踊り子のように見えることから命名されました。地上茎で増えるため、叢生します。良く見ると茎の形(断面)が四角形で、萼の形も変わっています。また、葉は節毎に90°角度を変えて付きます(十字対生と呼ばれます)。萼(がく)に先が鋭く5裂して長く伸びています。
撮影 : 大分県別府市 2006年4月18日
科 |
シソ科 |
属 |
オドリコソウ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
オドリコソウ |
漢字表記 |
踊り子草 |
学名/栽培品種名 |
Lamium album L. var. barbatum (Siebold et Zucc.) Franch. et Sav. |
RDB |
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花期 |
春:4~6月 |
結実期 |
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原産地 |
日本 |
備考 |
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国内分布 |
国内ではほぼ全国に分布する。海外では朝鮮半島、中国に分布する。 |
自生環境 |
自生環境は幅広いが、里山や山地の半日陰になる林縁などに自生する。 |
補 足 |
花が笠をかぶった踊り子が並んで踊っている姿を連想させる。輪状に少しずつ花を咲かせていく。 |
千葉県千葉市 2008年4月22日
(白花)佐渡のドンデン山に至る山道、標高は800m程度。白無垢の花嫁のようです。
新潟県佐渡郡 1999年8月13日
葉が細長い感じです
花はクリームイエローです
長野県鬼無里村 1999年5月3日(古いデジタルカメラで撮影)
茎も含め、赤い色素が強めの型
花は控えめなピンク(手前はカキドオシ)
少し違うイメージの個体
群馬県太田市 2000年5月6日
大分県別府市 2006年4月18日
あちこちで撮影しているものです。山道の路傍に群生している姿をよく見かけます。色合いには、濃い目の紅色から白っぽいものまで幅があるものですね。