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ウラシマソウ(浦島草、サトイモ科) | 先んずれば陽光を独占 | (つぶやきの棚)徒然草 |
桜は咲き出したものの、まだまだ春は始まったばかりで、林下では、これから草たちが立ち上がってくるところです。そんな環境で、昨年の枯れた草の中から、いち早く、一斉に立ち上がり始めていたのがウラシマソウでした。 どれも姿が似るテンナンショウ属の中で、ウラシマソウは極めて分かり易いですよね。なにしろ、「私こそ、浦島草です!」と手を挙げて立ち上がってくるのです。この時期になると、その挙げた手といいますか、浦島太郎の釣り糸である「仏炎苞」から伸びる「付属体」の先っぽも、かなり細長くなっています。複数の茎がまとまって叢生していますが、サトイモ科でもあり、昨年の内に、地中の球茎がしっかり充実していたのでしょうね。 |
2025/04/03 | 同じ環境に育つ他の草たちを圧倒する草丈ですね。まだ少ない陽光を独り占めにしています。 | ![]() |