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サルスベリ(百日紅、ミソハギ科) | 量産のための省エネ策 | (つぶやきの棚)徒然草 |
枝によって開花にバラツキがあり、花期が長く感じられ、紅色の花が百日間も咲き続けると命名された「百日紅」です。このまま、「ひゃくじつこう」と読む訳ですが、同時に、サルスベリとも読むのですから、日本語を勉強する別言語圏の方々を大いに悩ませるものがあります。 木肌がはがれ落ちてツルツルになり、猿でも滑りそうだとの命名根拠の方は良く知られていますね。こんもりと多くの花が咲く様子から、信じられない気持ちになりますが、なんと、サルスベリは一日花なのだそうです。如何に蕾の数が多いか、驚かされます。また、その花冠中央部には、鮮やかな黄色い頭部を持つ雄蕊が多数見られます。実は、これは短くて花粉を持たない「飾り雄蕊」で、色だけで虫を惹きつける詐欺まがいの代物だそうです。 |
2025/10/08 | 百日「紅」ですが、紫や白花もあります。その「飾り雄蕊」、省エネ策だろうと理解しています。 | ![]() |