ギンモクセイ(銀木犀) (モクセイ科)--- Osmanthus fragrans ---

ギンモクセイ(銀木犀、モクセイ科)
 木犀には銀木犀と金木犀、薄黄木犀等がありますが、銀木犀が基本種で、金木犀等は変種なのだそうです。雌雄異株ですが、日本には中国から雄株しか導入されず、挿し木で殖やしてきたのだそうです。つまり、日本中の銀木犀や金木犀は、そのほとんどが同じ株から栄養増殖した個体だということですね。でも、これ自体は不思議な話だと思います。
 銀木犀には少し鋸歯があって棘状になっていますので、区別の助けになります。ただし、同属の柊(ヒイラギ)に比べるとずっと小さくて、更に、同じ個体でも鋸歯がある葉とない葉が混在しているところが微妙です。
撮影 : 千葉県市川市 2022年10月23日

モクセイ科 モクセイ属
分類体系 APG 属性(生活型) 常緑小高木
標準和名 ギンモクセイ 漢字表記 銀木犀
学名/栽培品種名 Osmanthus fragrans Lour. RDB
花期 秋:10月 結実期 夏:7月
原産地 中国、インド 備考
国内分布 全国で栽培されている。
自生環境 庭木として普通に見られる。
補 足 単に木犀と語る場合、ギンモクセイを指すことが多い。芳香はキンモクセイより弱い。

ギンモクセイ(銀木犀、モクセイ科) ギンモクセイ(銀木犀、モクセイ科)
おとなしい印象の白い花 香はキンモクセイと異なる
撮影 : 千葉県船橋市 2002年10月6日

(つぶやきの棚)徒然草


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