ヒイラギモクセイ (柊木犀、モクセイ科)--- Osmanthus x O. fortunei ---

ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
 銀木犀と良く似ていますが、実は銀木犀(ギンモクセイ)と柊(ヒイラギ)の雑種と推定されている柊木犀(ヒイラギモクセイ)です。推定ということは自然交雑種なのでしょうね。清涼感のある強い芳香があります。ただ、残念なことに、葉に枯れたような痕が出ることが多いのですが、これは病気ではなく虫害だそうです。
 柊由来であろう葉の粗い鋸歯は銀木犀の比ではありません。また、葉が平坦ではなく、中央で折れたり、歪んだりして立体的です。柊と外形的な比較すると、葉の光沢は柊の方が強く、鋸歯の数では柊木犀の方が多いという特徴があります。花は咲きますが、当然ながら結実しません。
想定されている交雑親 : (ヒイラギ) Osmanthus heterophyllus x (ギンモクセイ) O. fragrans
撮影 : 千葉県船橋市 2012/10/25

モクセイ科 モクセイ属
分類体系 APG 属性(生活型) 常緑小高木
標準和名 ヒイラギモクセイ 漢字表記 柊木犀
学名/栽培品種名 Osmanthus x fortunei Carrière RDB
花期 秋:10月 結実期 (交雑種)結実しない
原産地 (交雑種) 備考
国内分布 自然交雑種とみられ、全国で栽培されている。
自生環境 庭木として普通に見られる。
補 足 ギンモクセイ(銀木犀)とヒイラギ(柊)の自然交雑種と見られている。独特の強い芳香がある。

ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科) ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
花の白さを写し込見たいと思って、晴れた日に再訪して撮影しました
ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2012/10/25

ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科) ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
葉や枝が多いのも特徴だそうです(確かに多いような気がします)
撮影 : 千葉県船橋市 2007/10/19
ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科) ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
別の場所に、葉の形質がはっきりしている個体がありました(今年は花を見ていません)
撮影 : 千葉県船橋市 2007/10/22

ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2008/10/18
ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科) ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
芳香を頼りに追いかけていくと、以前に撮影した場所でした
ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科) ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
今年は花数が多いように感じました(ピークは過ぎているようです)
ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2010/10/16
ヒイラギモクセイ(柊木犀、モクセイ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2007/10/19
ヒイラギモクセイは、どうやら、まだ知名度が足りていないようです。インターネットでは、両親であろうと言われているギンモクセイやヒイラギを説明したページに登場してしまいます。両親とは花も微妙に異なるようですが、明確に区別できそうにありません。先ず、ヒイラギはクリスマスのリースに登場する例のトゲトゲの葉ですから、区別はできそうですね。ギンモクセイは、逆に極端に鋸歯が目立たないので、遠目には全縁の葉に見えます。この辺がポイントですね。蛇足ですが、ヒイラギには希に全縁の葉があるそうです。

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 (2007/10/22) Latest Update 2022/03/28 [655KB]


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