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真夏に白い大輪を咲かせます。オリエンタル・ハイブリッドの代表的な親種として貴重なDNAを提供しました。オリジナルは、中脈に黄色い筋が入り、花弁の先は強く反り返っています。赤褐色の花粉は付着するとなかなか取れません。 「匂い優しい白百合の~」と唄われた百合は、どう考えても、この百合でしょう。実際に強い芳香を醸し出します。 |
撮影 : 茨城県行方市 2009/07/19 |
科/属 | ユリ科/ユリ属 | 属性(生活型) | 多年草、球根植物 |
標準和名 | ヤマユリ | 漢字表記 | 山百合 |
学名/栽培品種名 | Lilium auratum Lindl. | RDB | |
花期 | 春:7~8月 | 結実期 | |
原産地 | 日本 | 国内分布 | 本州の東北、関東、中部、近畿に分布する。 |
自生環境 | 山地の林縁や草地に自生する。 | ||
補 足 |
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関東随一という自生地に行って来ました | 田んぼに近い小さな丘一面に咲いていました(ё_ё) |
撮影 : 茨城県行方市 2009/07/19 |
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砂浜に近い場所に一輪だけ咲いていました | 「気高い」、そんなイメージの花です |
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撮影 : 宮城県気仙沼市(気仙沼大島) 2004/08/09 |
「匂い優しい白百合の~」は北上夜曲ですね。北上は『きたかみ』と読むのであって、決して『きたがみ』と濁ってはいけません。岩手県の北上市がしらゆり(ヤマユリ)を市の歌に指定しています。ただし、あくまで川の歌であって、市と直接の関係はありませんが、観光地の山林にヤマユリを植え込んでいるそうです。 ヤマユリは「山」と呼ばれるだけあって、雑木林などに楚々として咲いているものです。河原の月の夜に思い出したのは、やはり、彼女の瞳だったのでしょうね。 |
徒然草 | ![]() |
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2015/07/29 |
(2004/08/16) Latest Update 2015/07/29 [575KB] | ![]() |