タカサゴユリ (高砂百合、ユリ科)--- Lilium formosanum ---

タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
 漢字では「高砂百合」。花の内側は白くて、外側は紫色を帯びた茶褐色の筋があり、葉がとても細長いのが特徴です。別名をタイワンユリ(台湾百合)と呼ぶように台湾原産のテッポウユリに似ています。因みに「高砂」は台湾を意味しています。
 東日本では余り見かけない百合ですが、西日本では、野山でも人家の庭でも見られる「普通の百合」というイメージでした。実際には帰化植物で、日本には自生していなかった種のようです。ユリですから球根植物で間違いないのですが、タカサゴユリや、タカサゴユリの血統を持つ交雑種は比較的短い期間で実生から開花します。
タカサゴユリ(高砂百合) ユリ科/ユリ属 多年草(球根植物) 帰化植物
撮影 : 徳島県三好郡 2002年8月16日

ユリ科 ユリ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草(球根植物)、帰化植物
標準和名 タカサゴユリ 漢字表記 高砂百合
学名/栽培品種名 Lilium formosanum Wallace RDB
花期 夏:7~9月 結実期 秋:10~11月
原産地 台湾 備考 環境省「生態系被害防止外来種リスト」に記載
国内分布 広く栽培されている。繁殖力が極めて強い。
自生環境 明るい草原や荒地など。
補 足 「高砂」は台湾を意味する。台湾ではタイワンユリ(台湾百合)とも呼ばれる。一方、形状から、ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)という別名がある。

タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科) タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
撮影 : 徳島県三好郡 2002年8月16日
タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科) タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
撮影 : 徳島県三好郡 2002年8月16日 撮影 : 愛知県豊橋市 2001年8月14日

タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科) タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
撮影 : 山梨県北杜市 2006年8月21日

タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科) タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2009年8月19日
タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
撮影 : 千葉県船橋市 2021年10月3日
前述の通り、タカサゴユリは実生から短い期間、実際には一年以内でも開花する能力を持っており、その上、大量の種子を生産する能力も持っています。高い繁殖力を持っているということですね。

タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科) タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
タカサゴユリ(高砂百合、ユリ科)
撮影 : 千葉県八千代市 2022年8月18日
花と葉の数が多めですよね。葉の細さから、タカサゴユリ(または園芸品種)だろうと思われますが、ちょっと、違和感のある姿です。おそらく、百合にも多く見られる「帯化」ではないでしょうか。
 百合の仲間ではヤマユリでの発生が一番多いとの情報を見ました。その資料によりますと、「帯化した株の球根は著しく消耗するため消滅することもある」とのことです。

(つぶやきの棚)徒然草


 (2003/07/30) Latest Update 2022/08/19 [605KB]


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