行
| 用語
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| 簡易説明
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ア行
| 亜種(Subspecies) |
あしゅ |
リンネ式階層分類体系の系統を区分する階級名の一つ、種の下の階級に当たる。 |
植物研究家 : いがりまさし |
いがりまさし |
自然系映像音楽作家、植物写真家、植物研究家。(1960-) |
異質倍数体(allopolyploid) |
いしつばいすうたい |
交雑により複数のゲノムで構成されている倍数体。 |
一年草 |
いちねんそう |
一年生植物の内、春に種子から発芽、冬までに種子を残して枯れる植物。 |
植物研究家 : 井波 一雄 |
いなみかずお |
日本植物分類学会会員、日本すみれ研究会顧問。(1917-2005) |
栄養繁殖 |
えいようはんしょく |
種子によらず、挿し木、接ぎ木、根伏せ、球根の分球、地下茎等による繁殖。 |
エライオソーム(elaiosome) |
えらいおそーむ |
蟻を誘引する物質を含んだ半透明でゼリー状の種子付属体。 |
オトメ、オトメ型 |
おとめ |
距が白く中央部から先端にかけて薄紅色に色づく様子を示す修飾語。 |
カ行
| 学名命名者 |
がくめいめいめいしゃ |
種の命名者。学術雑誌または書籍に新種として記載(発表)した人物。 |
花粉稔性 |
かふんねんせい |
花粉の受精させる能力を示す程度。 |
植物研究家 : 神山 隆之 |
かみやまたかゆき |
栃木県在住の整体術師、植物研究家。(1939-) |
学名命名者 : 菊地 政雄 |
きくちまさお |
岩手大学教授(理科生物学、M.Kikuchi)。(1908-1969) |
距(spur) |
きょ |
唇弁の一部が蜜を貯める袋になっているもので、外観的には細長い筒状に見える。 |
鋸歯(serration) |
きょし |
葉の縁にあるギザギザ。 |
苦鉄質 |
くてつしつ |
火成岩の分類、組成、性質。 |
学名命名者 : Gray |
ぐれい |
米国の植物学者(北米植物相)。(1810-1888) |
学名命名者 : 伊藤 圭介 |
いとうけいすけ |
東京大学教授、植物分類学者。(1803-1901) |
渓流沿い植物(rheophyte) |
けいりゅうぞいしょくぶつ |
渓流に適応した植物群。 |
学名命名者 : 小泉 源一 |
こいずみげんいち |
京都大学教授、植物分類学者。(1883-1953) |
基名 |
きめい |
最初に命名された学名。 |
抗火石 |
こうかせき |
伊豆七島新島産の石英粗面岩系軽石。 |
根生葉 |
こんせいよう |
根元から出る葉を「根生葉」と呼ぶ。 |
サ行
| 朔果(capsule) |
さくか |
成熟すると果皮が裂開する果実。 |
雑種強勢(heterosis) |
ざっしゅきょうせい |
純系個体より雑種個体の方が生存に有利な性質を現すこと。 |
植物研究家 : 鈴木 吉五郎 |
すずききちごろう |
山野草栽培家、日本洋蘭農業協同組合理事、横「春及園」園主。(故人) |
植物研究家 : 鈴木 進 |
すずきすすむ |
植物研究家、日本すみれ研究会(元会長)。(1934-故人) |
絶滅危惧種 |
ぜつめつきぐしゅ |
絶滅が危惧される分類群(環境省がレッドリストを作成して公表した)。 |
タ行
| タイプ標本(holotype) |
たいぷひょうほん |
(同義)基準標本。(広義)命名者が命名法上のタイプとして使用または指定した標本。 |
学名命名者 : 高橋 秀男 |
たかはしひでお |
植物分類学者、神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員、横浜植物会会長。(1935-) |
托葉(stipule) |
たくよう |
葉の付け根(基部)付近に存在する葉身以外の葉状の器官を総じて托葉と呼ぶ。 |
学名命名者 : 竹内 亮 |
たけのうちまこと |
植物学者(農学博士)建国大学講師、福岡山の会会長。(1894-1982) |
タチツボスミレ |
たちつぼすみれ |
*ケタチツボスミレと呼ばれる変異のアップ画像。 |
学名命名者 : 田代 安定 |
たしろやすさだ |
植物学者、民俗学者、政治学者、冒険家。[たしろあんてい]とも。(1856-1928) |
植物研究家 : 田中 肇 |
たなかはじめ |
フラワーエコロジスト、植物研究家(植物形態学)、貴金属細工職人(彫金師)。(1933-) |
多年草 |
たねんそう
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二年間以上生育できる草本。冬に地上部は枯れても、地下部は生存して春芽を出す。 |
東京大学植物標本室 |
TI (東京大学植物標本室) |
1877(明治10)年設立。日本で最古の植物標本室(ハーバリウム)。 |
ナ行
| 学名命名者 : 中井 猛之進 |
なかいたけのしん |
東京大学教授、植物分類学者。(1882-1952) |
ハ行
| 白花変種(albiflora) |
はくかへんしゅ |
正常な遺伝子情報による白化個体は動物、植物ともに存在する |
学名命名者 : 橋本 保 |
はしもとたもつ |
国立科学博物館筑波実験植物園園長、植物学者。(1933-2008) |
学名命名者 : 浜 栄助 |
はまえいすけ |
植物研究家。(1925-1996) |
学名命名者 : Banks |
ばんくす |
英国の探検家、植物採集家。(1743-1820) |
パイオニア植物(先駆種) |
ぱいおにあしょくぶつ |
山火事等で地表の安定性が失われた場所に最初に勢力を拡げる植物。 |
披針形 |
ひしんけい |
葉などの形を表す用語。細長くて両端が尖り、中央より下に幅の広い部分がある形状。 |
閉鎖花 |
へいさか |
花を開かないで蕾の状態で終わる花。 |
匍匐枝 |
ほふくし |
根元(地上茎の基部)から出て地面を横に這う蔓状の枝。 |
ポリネーター |
ぽりねーたー |
花粉媒介者。 |
マ行
| 学名命名者 : 前川 文夫 |
まえかわふみお |
東京大学教授、植物系統学・分類学者。(1908-84) |
学名命名者 : Maximowicz |
まきすもうぃっち |
Carl Johann Maximowicz ロシアの植物学者(分類学)。(1827-1891) |
学名命名者 : 牧野 富太郎 |
まきのとみたろう |
東京大学教授、植物分類学者。(1862-1957) |
植物研究家 : 三木 順一 |
みきじゅんいち |
医学博士(京都大学医学部卒)、植物研究家。(1912-?) |
蜜線{ナガハシスミレ} |
みつせん |
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植物研究家 : 南谷忠志 |
みなみたにただし |
植物研究家、宮崎植物研究会会長(2019年現在)。(1940-) |
ヤ行
| 学名命名者 : 山田 直樹 |
やまだなおき |
植物研究家、(旧)日本スミレ同好会主幹。(1945-) |
葉腋 |
ようえき
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葉の付け根の内側を指し、一般に、ここから枝葉や花の芽が出てます。 |
葉身 |
ようしん |
葉の扁平部分を指し、光合成を行うメインステージ。 |
葉脈 |
ようみゃく |
葉の表面に紋様状に現れる維管束の筋。 |
翼 |
よく
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葉軸(ようじく)、茎、果実などに付属する偏平な突起。 |
ラ行
| 学名命名者 : G. H. Langsdorff |
らんぐすどるふ |
ドイツの植物学者、採集家、医師。(1774-1852) |
ロゼット(rosette) |
ろぜっと |
多くの根生葉が放射状に(バラの花のように)地面に展開している様子。 |
ワ行
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