分 類 | チョウ目アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科 |
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学 名 | Parnassius stubbendorfii Schweitzer,1912 |
和 名 | ヒメウスバアゲハ(ヒメウスバシロチョウ) (姫薄羽白蝶) |
概 説 |
近縁種のウスバシロチョウは胸部(首周辺)と腹部側面の毛が黄色、一方、ヒメウスバシロチョウは灰色掛かるので区別できるとされますが、雄では紛らわしい個体が存在しており、混生地には、雑種が発生しているところもあると言われる。 分類はアゲハチョウ科が正しいようです。和名についてヒメウスバシロチョウとヒメウスバアゲハの併記方式にしました。 |
分 布 | 北海道のみ(道北、道央、道東、利尻島)に分布。 |
雌 雄 | ほぼ同型(♀は葉外側がやや透ける、♂は翅が白色で黒い翅脈が目立つ)。 |
大きさ | (前翅長)25~38mm、(開帳)52~57mm |
食 草 | ケシ科ムラサキケマン、エゾエンゴサク、ヤマエンゴサク |
世 代 | 一化性(年1回、低山では5~6月頃) |
越冬態 | 卵内幼虫 |
その他 |
交尾後、雌に受胎嚢ができる(固着性の分泌物で交尾口を塞ぎ、次の交尾を制限、交尾口と産卵口が別で問題ない)。 |