ヤブカンゾウ (藪萓草、ツルボラン科)--- Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel. ---

ヤブカンゾウ(藪萓草、ツルボラン科)
 撮影している際、ノカンゾウだとばかり思っていました。それで、あっさり撮影してしまったのですが、実は、花が八重咲きなのでヤブカンゾウの方だと思い直した次第です。八重咲きであるというポイントの他に、ノカンゾウと区別するポイントがあるのか、なかなか情報は出てきません。
 原産地は中国と明記する資料が多く、「有史以前に日本に渡来して野生化した」とする資料まであるのですが、なんと、中国には自生していないという情報があります。総合して、日本在来種とするのが妥当かと思われます。ただし、良くある不思議パターンですが、3媒体なので種子はできず、シャガのように栄養増殖しているようです。
撮影 : 茨城県坂東市 2025年6月28日

ツルボラン科 ワスレグサ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草(球根植物)
標準和名 ヤブカンゾウ 漢字表記 藪萱草
学名/栽培品種名 Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel. RDB
花期 夏:6~9月 結実期
原産地 日本 備考 中国原産とする資料が多いが、中国には自生していないらしい。
国内分布 北海道を除くほぼ日本全土(本州、四国、九州、南西諸島)に分布する。海外では中国に自生する。
自生環境 湿った草原などに自生する。
補 足 ノカンゾウに似た八重咲き。3媒体。ハマノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲに近縁とのこと。

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 (2025/06/29) Latest Update 2025/06/29 [225KB]


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