カルガモ ~各地で繁殖する身近なカモ~
カルガモ
撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年2月8日
分 類 カモ目カモ科マガモ属
学 名 Anas zonorhyncha Swinhoe, 1866
和 名 カルガモ (軽鴨、夏留鴨)
概 説 身近な環境で多く見られるカモの仲間で、多くの種と異なり周年観察でき、親子連れも見ることができる。雌雄の見た目はそっくりだが、野外でも識別可能な程度の差異がある。
河川や湖沼、内湾や海岸などに生息していて、平野部の水辺に多く見られる。
分 布 国内各地で繁殖している鳥で、多くの地域で一年を通して見ることができる。寒い地方のものは、冬には南へ移動する。
雌 雄 オスは周年羽衣に目立った違いが見られない。全体に黒っぽく、羽縁が細い傾向。
メスは全体にオスより明るい褐色。羽縁が太く、全体に明るい色合い。
ただし個体差があり、また換羽の状態によっても識別が難しい場合もある。
体 長 約58~63cm(翼開長:約80~100cm)
その他 マガモとごく近縁で、マガモやアイガモとの交雑個体がしばしば観察される。主に植物の葉や種子などを食べるが、水生昆虫や貝類なども食べる。

カルガモ カルガモ
雌雄同色ですが、繁殖期に羽の模様が変化すると、雌雄の差に分かるようになると言われる
カルガモ
撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年2月8日

カルガモ カルガモ
日本では、一般に、留鳥として周年観察できる(本州以南)が、冬に数が増えるイメージがある
撮影地 : 千葉県船橋市 撮影日 : 2024年2月16日

カルガモ
クレイカービング造形物:おそらく、カービング用粘土という素材で彫塑された鳥の模型、精緻で写真よりも分かり易いかも知れない(水の館にて)

 初夏辺りと記憶していますが、カルガモの親鳥が幼鳥を率いて行進する姿が、TVニュースに登場します。夏でも、水場に住んでいることが分かりますが、実は、このシーンに遭遇したことがありません。近隣では雛をかえすことがないのでしょうか。
2024/12/14

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 (2024/12/01) Latest Update 2025/01/15 [780KB]


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