分 類 | チョウ目タテハチョウ科タテハチョウ族 |
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学 名 | Araschnia burejana Bremer, 1861 |
和 名 | サカハチチョウ (逆八蝶) |
概 説 |
鮮やかなオレンジ色の翅を持つ蝶に出逢いました。小型ですが、タテハチョウの仲間であることは容易に知れました。とても美しく模様です。表(上)から見ますと、白い文字で「八の字」が逆さになっていることがわかります。「逆八」というのが命名の由来なのだそうです。 資料に拠りますと、春と夏では模様の様子が全く異なっているそうです。写真は黄色が強い春型ですね。珍しい蝶だと思いましたが、個体数は比較的多いようです。 |
分 布 | 北海道から九州まで広く日本全土に分布。 |
雌 雄 | 雌は翅型が丸めで、白帯のはっきりしている。 |
大きさ | (前翅長)20~25mm、(開帳)34~42mm |
食 草 | イラクサ科 アカソ、コアカソ、ムカゴイラクサ、イラクサ、ヤブマオ等 |
世 代 | 多化性(春と夏年2回、稀に3回) |
越冬態 | 蛹 |
その他 | 花や樹液、腐果などに集まる習性がある。 |