近縁種は約40種とされ、同属の T. concolorやT. flava、その交雑種や園芸品種(選抜種など)もトレニアと呼ばれて流通しているそうです。元来は多年草ながら、この植物が非耐寒性であるため、原産地と異なる日本の冬は越せないので一年草として扱われているのだろうと思います。
遺伝子組換えが容易な性質を持っているとされていて、今後共とも、多くの花色や変化を持つ園芸品種が登場することでしょう。
それから、やはり遺伝子組換えによって、リンをとても良く吸収する性質を持ったトレニアが開発されたそうで、リン過剰による湖沼の水質を改善して、その後は肥料として活用できると期待されているという記事を見つけました。おもしろい植物なのかも知れません。2011/10/24
こうして正面から見ると、パンジーの花に似ている気がします。
中央にある白い雌しべの先(柱頭)が上下に割れていますが、ここに爪楊枝のような尖ったものを使って、その間を軽く刺激すると、比較的速い速度で閉じてしまいます。ここに昆虫が花粉を運んだ時に役に立つようです。2011/10/24
遺伝子操作によって生まれた、光に当てると花が発光する園芸品種が流通しているそうです。
2016/09/15
(2011/10/24) Latest Update 2024/08/06 [530KB]