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ニオイスミレ 進む→
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 柿の実を見かける機会が減って、温州みかんなどの柑橘系の果実が目につくようになりました。この時期に日当たりの良い道などを散歩すると、秋に花が咲く「返り咲き」と呼ばれる姿を見かけることがあります。小春日和のなか、スミレとニオイスミレの返り咲きに出逢いました。
 もっともニオイスミレは耐寒性が強い性質ですので、11月ぐらいから咲き始め、元来のすみれの季節である春まで花が見られます。そうした意味では返り咲きではなくて、極早咲きと表現すべきなのかも知れませんね。
 「秋晴れ」という言葉と、「秋雨(秋の長雨)」という言葉が交互に浮かび上がるような季節です。散歩にはとても良い季節なのですが。
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