古いフォルダから、2枚目のキバナノコマノツメです。撮影地も別で、カメラも次世代機ですが、現代から見れば、古い機械です。
キバナノコマノツメは、日本国内では局所的に点在する珍しいすみれの部類ですが、世界的に見れば、北米から、オセアニア、ヨーロッパにまたがる北半球一帯に分布する普遍種と言えるかも知れません。学名は
Viola biflora L. (1753)、つまり、リンネが300年程前に命名しました。「二つの花を持つ」といった意味になるようですね。「原色日本のすみれ
(出典:G001)
」の記載によりますと、『1茎に1~3花位をえき生する』とありますから、合致しているのでしょう。デジタルカメラ泣かせの黄色ですが、こんな感じの色合いだったと記憶しています。