←戻る 戻る→ アツバスミレ(二色咲き型)
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 単車で走り回って見てきた市街地のすみれたちの中で、花を咲かせていた二つ目は、アツバスミレの二色咲き型などと呼ばれている種です。園芸流通した系統が逸出したものだと思っていますが、ちょっと不思議な性質があって、どうも、季節感がアバウトでした。
 4枚の写真を合成していますが、春の花が咲いているのに、すぐ近くに膨らんだ果実があって、完熟した種子も見えています。良く見ると、相当前に種子を飛ばした朔果が、枯れてカラカラになった痕跡があったり、これから咲く蕾があったりもします。更に、昨年来の黄ばんだ葉と新しい緑色の葉が並んでいたりで、まるで一貫性がありません。真冬に地上部が枯れず、ダラダラと株が維持されているようです。 音声ON 音声OFF
記憶では、真夏には、ほとんどの株が見えなくなっていたと思います。灼熱の夏には勝てないようですね。
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