一昨日の撮影です。ところどころにタチツボスミレが咲いていたのですが、キョロキョロしながら、探し出しているというイメージでした。外見的には、根元に近い位置から花茎が出ていて、まだ、茎が立ち上がっていません。
そういう訳で、地面に近い位置で花が咲いていました。まだ、葉が小さいので、相対的に大きく見える花冠に、しがみ付くように取り付いていたのは、毛深いビロードツリアブです。細長い脚の先端にある鍵状の爪で引っかけていることもありますが、小さめの翅を高速で動かして、得意のホバリングをしながら、距の奥まで口吻を延ばして吸蜜するのですから、とても巧みな体裁きですね。