ヒメナンセラ・クラッシフォリア - Hymenanthera crassifolia -
神奈川県 2009年3月20日 植栽
神奈川県 2009年3月20日 植栽
神奈川県 2011年3月21日 植栽
神奈川県 2011年3月21日 植栽
分類 |
半常緑亜低木(通常100cm程度、最大200cm程度の潅木)。 |
学名 |
基本種 |
ヒメナンセラ・クラッシフォリア Hymenanthera crassifolia Hook.f. |
変種 |
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品種 |
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異名 |
Melicytus crassifolius (Hook.f.) F.Muell. |
由来 |
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外語一般名 |
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茎の形態 |
無茎種 |
生育環境 |
沿岸部の岩場。半日陰(半日、直接陽光があり、半日、日陰になる)。 |
分布 |
国内 |
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海外 |
オセアニア(ニュージーランド)。 |
補足 |
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花の特徴 |
形状 |
極小輪。花弁は丸く、目立たない。 |
色 |
淡い黄褐色。 |
距 |
花の形状が放射相称であり、距 は見られない。 |
花期 |
春。 |
花柱 |
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芳香 |
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補足 |
枝の下側から花芽が出る。 |
葉の特徴 |
形状 |
すみれらしくない小さい楕円形(卵型)。葉柄は極めて短い。 |
色 |
濃緑色。肉厚。 |
補足 |
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種の特徴 |
形状 |
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色 |
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補足 |
白い果実(漿果)がたくさん結実する。種子および挿し木で殖やすことができる。 |
根の特徴 |
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絶滅危惧情報 |
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基準標本 |
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染色体数 |
2n=64 |
参考情報 |
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その他 |
果実は、色違いながら、大きさや付き方が柘植に良く似ている。 |
植物園のすみれ展示イベントで見掛けました。「スミレの木」コーナーに複数の仲間(同属)とともに展示されていました。とても小さくて黄色っぽい花が無数に咲いていて、秋には白くて丸い実が生るそうです。花の形状が放射相称型になるスミレ科の花は、この属が初めての登場です。この構造では「距」はないのでしょうね。
秋になると丸くてコムラサキシキブの白い実(シロシキブまたはシロミノコムラサキ)に似た実が生ります。液果のようです。花茎が極端に短いため、まるで枝から直に実がなったように見えるようです。イメージは柘植(つげ)の実でしょうか。
2009/11/03