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 カナで表現すると11文字にもなるナガバノスミレサイシン。日本海のすみれであるスミレサイシンの近縁種です。山梨の花は色のメリハリがあって、とてもスッキリした美しい花ですね。
 どうしても、最初に見た個体が頭に定着してしまうもので、高尾山の白い花が基準になってしまっています。実際には、こちらの花の方が(少し青みが強いのですが)「普通」に近いでしょう。基準標本が「普通」であるかどうかは別として、より広い範囲で多数見られる普遍的な個体像を先にインプットしたいところですが、なかなかウマイ具合にはいかないものですね。
ナガバノスミレサイシン
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