富士山が見える高台で、かなり小さいニオイタチツボスミレを見つけてしまいました。正確には同行していた連れが見つけたのですが、早速、硬貨を借りて記念写真を撮ってみました。元来は半径が10mm丁度で分かりやすい1円玉が適切なのでしょう。因みに、50円玉は直径で1mmだけ大きいようです。
このサイズでも花を咲かせるとは根性が座っています。葉の展開が不十分ですから、必然的に光合成も不十分でしょう。それにも関わらず、花を咲かせるというエネルギー消費が高そうな行為に出ているのです。気温が急に高くなったのか、行ける!と踏んだら、先ず子孫確保を優先するのか…。ここは咲かせてしまったのですから、懸命に芳香を出して、虫さんに見つけてもらわなければなりませんね。