稔性のある交雑種として紹介している『幾夜の夢』は、秋になってもどんどん閉鎖花

を上げて多くの果実を稔らせ続けています。その中に奇妙な双子を発見しました。日照時間が減り気温が低くなったので、なかなか完熟しません。ある晴れた日に炸裂して、2倍の種子を作ったようです。普通なら3枚の真皮に沿って割れるので計算上は6枚になるのでしょう。でも、どこかがくっついて5枚になるのかと興味があったのですが、花茎付近で合融していたらしく、単純に6枚という結果でした。
ところで、試みに10月になってから蒔いた種子が芽を出してしまいました。発芽する力が優れていることは分かったものの、出窓の内側に置いているとはいえ、この時期の新芽に越冬する力があるかどうか、これは疑問ですね。