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ニオイタチツボスミレ 進む→
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 この旅の途中、各地で出逢ったすみれの代表格といえば、ニオイタチツボスミレで間違いないでしょう。その幾つかを選んで紹介したいとおもいます。先ず、1枚目の明るい色合いの花は最終日に出逢った「個人的なお馴染みさん」です。自生地に顔を出せば、いつも笑って迎えてくれます。モニターで繊細な色合いが出ているのか疑問もありますが、この感じが好きですね。
 その他、白っぽい花色から、ぐっと濃い色合いの個体まで千差万別な花を見掛けました。また、中央部が白く抜けていても、葉を見るとタチツボスミレと思われた個体群も多く、皆さんを惑わせているのではないかと思います。そんな時は、もし状況が許すならば、この可愛らしい花たちが放つ芳香をチェックしてみない手はありません。花の時期にも拠るでしょうが、概ね、芳香があります。よく似ていても、タチツボスミレにはありません。交雑種のマルバタチツボスミレは・・・。あ、以前見かけた際に確認するのを忘れていました。
 資料に依りますと、マルバタチツボスミレにも芳香があると記載されていました。でも、自分で確認すべきでしたね。こういう基本的なことを忘れてしまうことが、旅先では致命的です。
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