連続して外出できずにいて、やっと、花を追いかけて、一気に奥会津とも呼ばれる地域まで移動してきました。今年は、すみれたちの出足が遅いという情報もありましたが、既に挽回していたらしく、アワガタケスミレを確認したものの、既に花は終わっていました。
		 花を見ず、この葉だけだったら、テリハタチツボスミレかも知れませんよね。実は、辛うじて、2枚目の写真右側に、距が長い「花の痕跡」が残っていたのです。追いかけてきた甲斐がありました。自生数は意外に多く、この山では大きく三ヶ所に分散していました。まるで、地下茎で殖える性質の交雑種のように、一面に葉を展開しています。この果実の様子を見る限り、実際は、旺盛な繁殖力がうかがえます。
		
			
						
				  
				 
				