←戻る 戻る→ イブキスミレ
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 梅雨時に遠隔地にある自生地を訪ねるのは、なかなか難しいところがあります。それでも、ギリギリまで走り回った甲斐はあったのかも知れません。暗がりのタデスミレの横で、同じように果実を膨らませていたイブキスミレが最後になりました。
 こんなことも珍しいのですが、今年、イブキスミレは三回目の登場になりました。果実期には、花期とは、ずいぶん異なる姿をしています。茎生葉の基部辺りに見えているのは、閉鎖花由来の果実ですね。茎生葉が出る葉腋から短い花茎を延ばして、その先で果実を膨らませているのです。ちょこんと座り込んだような姿で、大きめの萼が目立ちます。花は、複数出ることも、稀に咲くこともあります。 音声ON 音声OFF
 暗くなったものの、なんとか写りましたね。エゾノタチツボスミレも自生しているはずでしたが、みつけられませんでした。
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