戻る→ ←戻る ノジスミレ 進む→ 進む→

 やはり、3月16日に高尾山で撮影したすみれの続編です。日影沢方面から頂上を目指して、4号路を廻って、日影沢に戻るルートを歩いてみました。一周りをして日影沢に戻った時には陽が傾きかけており、路傍にノジスミレを見つけた時には、ストロボ撮影が必須の状態でした。スチルカメラは勿論のこと、デジタルカメラでも焦点合わせができなくてお手上げでしたが、唯一、DVカメラ(ムービー)だけは、オートフォーカスが正常に稼動したのです。少し粒子が粗い程度で、発色も悪くありません。進歩しましたねぇ。
 ノジスミレは山中では余り見掛けない人里のすみれです。明るい路傍などを好み、スミレ(マンジュリカ)に近い姿をしていますが、花色の退色が早いという性質を持っており、開花から少し時間が経ってしまうと、白っぽくて緊張感のないイメージになってしまいます。石垣の隙間に居を構えた写真の株は、揃って美しい姿を見せてくれました。これだけ花付きの良い個体は珍しい方ではないかと思います。
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