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Viola banksii (hederacea)
 さすが Viola banksiihederacea)です。この時期に元気いっぱいに咲いていました。ただ、ご覧の通り、どなたかの邸宅の玄関前です。ちょっと失礼させていただきました。
 この種は、匍匐枝(茎)をどんどん展開して地表に拡がっていく性質ですので、これを栽培していますと、どうしても高い場所に置きたくなるんですね(笑)。大量に葉をつけた匍匐枝(茎)は垂れ下がって、蔦が絡まる壁のような姿になっていきます。勿論、上から下へ葉が拡がりますので、蔦とは逆ですね。
 上手に育てますと、茎の途中から根が出て、毎年大量に増やすことができます。この仲間で日本で普通に見られる種は、タネを作ることなく、無性的に増えています。この季節、一気に存在感を示す曼珠沙華や金木犀と似ていますね。
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