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 近所で大規模な新興住宅地群が、雨後の筍というよりマッシュルームのように立ち上がっています。その土地が未だキンランの咲く林だった頃の写真が出てきました。たくさん咲いていたアカネスミレです。
 林の中に一本の道があって、細めの木ばかりだったので、すみれが咲く時期には地表に十分な陽光が当たります。土壌はご覧の通りですから、確かにアカネスミレには住みやすそうな環境だったことでしょう。現在、この自生地辺りには一般住宅が建っているのですが、その周辺に残された緑地帯に、この艶やかな花が復活していました。意識して観察していたのですが、タチツボスミレ以外の種に気が付いたのは、重機が派手に整地してから7年目のことです。
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