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キスミレ 進む→
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サイドストーリー
 針葉樹の落ち葉の林床に一輪のキスミレが咲いていました。自然林で初めてキスミレに出逢った時の様子が、まさに、このような印象だったと記憶しています。ポツリ、ポツリと咲き、決して「群生」と表現する状況ではありませんね。
 当時、パンジーでもない限り、黄色いすみれがあるなんて思ってもいませんでした。写真で目にしたキスミレにあこがれて、園芸店で穴が空くほどに観察した後は、長い期間、闇雲に探したものです。出逢う時はアッサリで唐突に眼前に現れました。その時の心境を、ぜひ、想像してみて下さい(笑)。
 キスミレの話を始めると、いつも最初の出逢いを思い出します。懸命に探して見つからず、ある日、唐突に出逢ってしまう・・・。嬉しい瞬間!
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