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ニオイタチツボスミレ 進む→
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 低気圧の狭間を選んで、ある自然公園にやってきました。カタクリは終わっているのにスミレが育っておらず、何かチグハグな印象の寒い春です。タチツボスミレもまだ草丈5cm程の株ばかりですが、公園を一回りした頃、大き過ぎるニオイタチツボスミレの株を見掛けました。2輪だけの花は色が濃くて中央部が白く抜けていますが、形が中途半端です。
 周囲には他にも大きめでタチツボスミレ風な葉をした株が見られたのですが、丸く開いた花はむしろニオイタチツボスミレ風です。この一帯では、どうも交雑の痕跡が見られるようですね。組み合わせではマルバタチツボスミレということになるのかも知れませんが、それぞれ微妙です。この個体は無香ですが、ニオイタチツボスミレとしておくことにしました。
 高校時代から尊敬していた井上ひさし氏が亡くなりました。有名な作品なら「吉里吉里人」や「ひょっこりひょうたん島」。とても魅力的で才能あふれる文筆家だったと思います。
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