←戻る
次へ進む→
コタチツボスミレ 進む→
次へ進む→
 手前の花にはピントが来ていませんね(笑)。葉の方に目が行ってしまうコタチツボスミレです。ふむふむ、これは、最近だとシーボルト型と補足しなければいけなくなったタイプ標本に近い型なのでしょうね。多くの書籍で「葉の基部が切型」と説明されてしまったために、本家の方が肩身の狭い思いをしていたようです。
 関東から東日本は自生の中心から外れるため、観察回数が余り多くありません。基部が湾入していて、基本種との差異が葉の大きさだけなので、敢えて分ける程の変異ではないとする意見もあります。この型は節間の距離が極端に短くて、鉢植え向きですね(花後の姿を観察したことはありませんが)。基本種に近い型だと、花期から縦に伸びて来るので、どちらかというとプランターに植えたくなります。
   (3.11 東北大震災発生)実家が岩手だったのでは?と、皆さまからご連絡をいただきました。今もライフラインが復旧していませんが、大船渡、気仙沼に比べればほぼ無事です。ありがとうございます。
ページのトップへ戻る