花は明らかにすみれ、でも葉や茎はキク科の植物のようです。これは、欧州に自生するビィオラ属の木本種という珍しい位置づけであるヴィオラ・アーボレッセンスです。ヴィオラ・アーボレッセンスは、当然ながらヒバントゥス属ですから、遠い親戚のようなイメージですが、これはノジスミレやヒメスミレと同じビィオラ属・・・。同族ならぬ同属ですね。
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 茎には多くの節が見えています。それから古い葉もそのまま付いていて、冬にも花を咲かせるユリオプス・デージーのようなキク科の植物に似たイメージを醸し出していますね。自生地は冬に豊かな雨が降る地中海性気候のようで、偶然ですが、花期の中心が冬場である点も似ているようです。
   春一番という言葉が聞こえて来ました。確かに風が温んで、関東でもタチツボスミレの開花情報も聞こえて来ましたね。
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